墓地選び
お墓を建てる場合、まず建てる場所を確保しなければなりません。墓地にはいろいろな種類があり、それぞれに特色がありますので、それを理解した上でお選びください。
墓地の種類
公営墓地
公営墓地とは、地方自治体が設置し管理・運営している墓地のことをいいます。メリットとしては、宗旨を問わないことや費用が安く管理がしっかりしていることが上げられます。デメリットとして は、絶対数が少なく基本的に墓地の申し込みは公募による抽選にて行うため、申し込んですぐ には確保できないことが上げられます。
静岡市営墓地 （問い合わせ 静岡市市民生活課）
寺院墓地
お寺の境内の中にあるのが寺院墓地です。寺院墓地のメリットは、多くの場所にお寺があるため済んでいる場所の近くにお墓を見つけることができるところにあります。お墓を確保するには、た いていそのお墓の檀家になることが必要となります。費用としては、墓地を確保するときに永代 供養料が必要になります。また、お寺の運営のために護持会費を納める必要があります
民営墓地
公益法人や宗教法人が運営している墓地のことをいいます。メリットとしては、ほとんどの場合 宗旨を限定していないことや規模が大きいため、墓地の確保が比較的簡単に行うことが上げら れます。デメリットとしては、郊外にある場合が多い為、場所が遠くなってしまうことや、費用が 他と比べ割高である点が上げられます。
墓地選びのポイント
その１場所
お墓参りに時間がかかるようではお墓から足が遠のいてしまいます。なるべくなら近い場所にす るのがよいでしょう。
その２環境
「日当たりがよく景色がよい」これは家を建てるときの希望条件によく上げられますがお墓も同じ だと思います。故人の永遠のすみかとなるわけですから住むのと同じように気持ちのよい場所がベストでしょう。また、お墓は重量がかかるため、地盤のよい場所、平坦な場所であることをお すすめします。納骨は地面と同じ高さかそれ以下の深さに収められるため、水に漬からないよう排水も重要なポイントです。
その３管理
実際に墓地に行き、設備が整っているかまた通路などきれいに清掃されているかなど、管理状況を実際に確認するとよいでしょう。
その４費用
墓地の使用料（永代使用料）だけでなく、管理費や供養料といった運営費まで考慮したうえで決めることが重要です。
