耐震施工
強固な基礎工事
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土工事
基礎を造るための空間を確保します。(深さ250mm~300mm厚)
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栗石敷き
重量を分散させるため、栗石を120mm厚に敷き詰めます。栗石は100mm~150mm大の建設用栗石を使用します。
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砕石敷き
栗石の隙間を埋めるため、さらに細かな砕石を50mm厚で敷き詰めます。
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転圧作業
基礎を固定させるために転圧します。
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鉄筋の組み上げ
コンクリートを流し込むための外枠を設置し、鉄筋をメッシュ状に組み上げます。
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生コンクリート打ち
鉄筋の上からコンクリートを流し込みます。コンクリートを流し込んでから数日おき、基礎が固まってから上に墓石を積み上げます。
アイテムを使った耐震対策
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コーナー接着作業
石材用のエポキシ系接着剤を使用して石材を固定します。
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コーナーステンレスくさび取付
あわせ面に十字の切れ込みを入れ、くさびを差し込みます。さらにセメントでそれを埋め込みます。
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ステンレス金具取付
コーピンと呼ばれるカロートの最上部に据付けられる石にはL字型のステンレス金具を取り付けズレを防止します。
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免震パット装着
墓石用免震パット絆を装着します。
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石碑接着作業
石碑の据付には、エポキシ系接着剤とセメントを使用して固定します。
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石碑の据付
専用のクレーンを使い、接着材がついた石の上の正確な位置に慎重に据付ます。
石材のプロが自信をもってお勧めする”免震”施工
『礎』は独自開発のリング型が、石の重さと揺れを均等に受け止め分散させ、墓石の倒壊を防ぎます。『礎』を使用した墓石の免震試験では、新潟県中越大震災、阪神淡路大震災クラスの揺れを完全にクリアし、また東日本大震災で大きな被害を受けた被災地でも『礎』を使用したお墓は倒壊を免れています。
接着剤の効果を最大限に発揮します。
耐震パット、免震パットのほとんどが接着剤を使用した工法で施工されています。接着剤は一定の厚みを保つことで本来の効果を発揮します。『礎』はリング型の内側に接着剤を注入することで厚みを確保し、接着剤の効果も最大限に発揮します。